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変形性膝関節症

治療について

膝が痛む、曲げることができない、という場合、多くの方は病院でまず診断を受けてみます。病院では、まず問診を行っていつごろから、どのような症状があるのか、を段階的にチェックし、病歴や手術歴なども細かく記録しますので、的確に伝えるためにまず自分のことを整理しておくことが必要になります。

問診が終われば、触診や理学所見をします。この段階では歩く様子をチェックしたり、筋肉の萎縮の状態などもチェックします。画像検査は確定するために重要な段階です。レントゲンを撮影し、主に大腿骨、脛骨、膝蓋骨などの膝を構成する骨の形、変形の程度などを観察します。

また変形性膝関節症の画像検査はレントゲンが主ですが、場合によってはMRIを用いて軟骨や靭帯、筋肉の様子をチェックします。変形性膝関節症と確定結果が出ると、治療段階に入りますが、変形性膝関節症治療には大きくわけて2つの方法があります。

基本と考えられるのは保存療法です。リハビリや装具、物理療法や薬物療法が主なものです。また、保存療法を継続させても一向に変形性膝関節症の症状が改善しないケースでは、手術を検討します。

薬物治療は、消炎沈痛剤などのいわゆる痛み止めや漢方薬と、貼る、塗るなどの湿布や外用薬、そして関節に注射をするタイプの方法などがあります。痛み止めは80パーセントが緩和する傾向にありますが、激痛などが主体のケースでは、長時間使用すると副作用も懸念されるため、座薬を用いる場合もあります。

皮膚や筋肉が柔らかく、肥満傾向にある方には漢方薬として主に防己黄耆湯を処方します。漢方薬は特に患者さんごとに効果が違うため、実際に少しずつ処方しながらあったものを決定していきます。

注射をする場合はヒアルロン酸やステロイドホルモンなどが主に使用されます。ヒアルロン酸とは軟骨に含まれる成分で、関節の動きを滑らかにする潤滑油の効果があり、特に変形性膝関節症ではこのヒアルロン酸が減ることから、注射で直接補うと効果があります。